写真に写った自分の歯の色が気になる。友達と並んだときに、そこだけ浮いて見える気がする。ただ、そもそも高校生が受けていいものなのかが分からない。そこで止まっている方がいます。
出てくる年齢の数字は、ひとつにまとまっていません。15歳からと書かれているものもあれば、18歳ごろからと書かれているものもあります。どれかが間違っているわけではありません。基準がもともと年齢に置かれていないからです。では何に置かれているのか。そこから開いていきます。
並んでいる数字は、それぞれの歯科医院が置いた基準
まず、数字が食い違っている状態そのものを見ておきます。
示されている年齢はばらついていますが、添えられている条件のほうは、だいたい共通しています。永久歯が生えそろっていること。歯と歯ぐきが健康であること。そして保護者の同意があること。この3つです。
一致していないのは年齢のほうだけです。これは、それぞれの歯科医院が自分のところの方針として置いているためです。国が一律に定めた線があって、そこから外れているという話ではありません。
だとすると、数字をいくつ集めても、自分が行く歯科医院の答えにはたどり着けません。集める対象が違っている、ということになります。
国際的な方針が線を引いているのは、年齢ではない
では、専門の団体はどう書いているのか。
子どもと青年のホワイトニングについては、米国小児歯科学会が方針をまとめています。2004年に採択され、その後の改訂を経て2023年に更新されたものです。
そこで控えるよう挙げられているのは、乳歯が残っている段階と、乳歯列に対する、全体を対象とした審美目的の漂白です。
年齢では書かれていません。歯の生えかわりがどこまで進んでいるかで書かれています。
高校生は、通常この段階を過ぎています。ただしこれは「だから受けられる」という結論ではありません。方針が線を引いた場所が、年齢ではなく生えかわりの段階だった、というだけです。
理由は「危ない」ではなく「あとで色が揃わなくなる」
ここが、よく紹介されている説明とずれる部分です。
乳歯と永久歯では、エナメル質の厚みが違います。そのため、両方が混在している時期は、同じ歯並びのなかで色がばらついている状態にあります。
その段階で全体を漂白すると、すべてが永久歯に生えかわったときに、色が合わない状態になります。
つまりこの記述は、歯を傷めるという理由で置かれているのではありません。仕上がりが揃わなくなるという理由で置かれています。同じ「控える」でも、根拠が違います。
それでも慎重に扱われるのは、なぜか
前の章だけを読むと、若い年代でも問題がないという話に見えるかもしれません。ただ、同じ方針文書には、慎重さの根拠になる記述も並んでいます。
一つは、子どもと青年を対象にした研究が少ないことです。ホワイトニングの研究の大半は成人を対象に行われてきた、と書かれています。
分かっていないことが残っている領域では、扱いが慎重になります。これは「危険だと分かっている」とは別のことです。ここを混ぜないほうが、判断を誤りません。
もう一つ、10代と若い成人が使いすぎてしまうことへの懸念が、名指しで挙げられています。決められた範囲を超えて使うと歯の構造に影響が出うる、という文脈です。
そして自宅で使うものについては、大人の管理のもとで使うことが挙げられています。渡されたものを一人で自由に使う形は想定されていません。
トレーが合っていないと歯ぐきへの刺激が出やすい、という記述もあります。自分の歯型から作るトレーの意味はここにあります。この点はホームホワイトニングのマウスピースとは?作り方・費用・使い方と市販品との違いで扱いました。
受けられるかどうかを決めている3つ
ここまでを踏まえると、実際に効いているものが見えてきます。3つあります。
歯と歯ぐきの状態。 生えかわりが済んでいるか。未治療のむし歯や歯周病がないか。ほかにどんな条件が関わるかはホワイトニングはしない方がいい?言われる理由を4つに仕分けて考えるに仕分けてあります。
その歯科医院の方針。 年齢の線は、医院がそれぞれ置いています。ここは調べても出てきません。聞いて初めて分かる部分です。
保護者の同意。 自宅で使うものを大人の管理のもとで、という考え方とも重なります。
この3つのうち、いま自分だけで動かせるのは3つ目です。次にやることは、数字を探すことではなく、話すことになります。
※名古屋名駅矯正歯科で提供しているホームホワイトニングは、自由診療(保険適用外)です。標準的な費用は、マウスピースをお持ちでない方が初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)・2ヶ月目以降11,000円/月(税込)、すでにマウスピースをお持ちの方が初月から11,000円/月(税込)です。期間・回数は歯の状態により異なり、オンライン診療にもとづいて決定されます。主なリスク・副作用として、施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。効果の感じ方や必要な期間には個人差があります。
年齢を理由に、相談すること自体を諦める必要はありません。受けられるかどうかの確認から承っています。オフィスホワイトニングの詳細はこちら
親に切り出すときの言い方
3つ目が残っている場合、実際の壁はここになります。言い出したら「まだ早い」と返ってきそうだ、という予想で止まってしまう。
切り出し方を変えると通りやすくなります。「白くしたい」から入るのではなく、「歯の状態を見てもらいたい」から入る形です。
これは言い換えではありません。順序として事実だからです。最初に必要なのは診察であって、ホワイトニングはそのあとに決まります。受けられるかどうかを判断するのも歯科医師です。
そのうえで、断られる可能性があることも先に共有しておくと、話が進みやすくなります。「やると決めてきた」ではなく「できるかどうかを聞いてくる」という枠なら、保護者の側も判断に加わりやすくなります。
そして、見てもらった結果、先に別の手当てが必要と分かることもあります。それは無駄足ではありません。ホワイトニングを考えなければ、気づかないまま過ぎていた可能性があります。
高校生のホワイトニングに関するよくある質問
市販のもので試すのはどうですか?
目的によります。表面に付いた着色を落とすことと、歯の内部の色に働きかけることは、別の作業です。
目的が着色であれば、市販のもので届く場合があります。この線引きは自宅でホワイトニングはできる?市販品と歯科のホームホワイトニングの違いを解説に、色の層ごとの見分け方は歯の黄ばみを取る方法|「落として取れる黄ばみ」と、そうでない黄ばみの見分け方にあります。
部活や学校の予定に影響しますか?
自宅で行う方式の場合、装着しているあいだは飲食ができません。そのため、生活のどこにその時間を出せるかで続けやすさが変わります。
時間の使い方はホームホワイトニングとは?始めてから白さが安定するまでの流れと費用の考え方に整理しました。
矯正中でも受けられますか?
装置の種類と、治療がどの段階にあるかによって変わります。
考え方はマウスピース矯正中にホワイトニングはできる?タイミング・注意点を解説にまとめてあります。
保護者の同意なしで受けられますか?
同意を条件としている歯科医院が多くあります。自宅で使うものを大人の管理のもとで使う、という考え方も示されています。
黙って進めるより、先に話しておいたほうが結果的に早く進みます。
※名古屋名駅矯正歯科で提供しているホームホワイトニングは、自由診療(保険適用外)です。標準的な費用は、マウスピースをお持ちでない方が初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)・2ヶ月目以降11,000円/月(税込)、すでにマウスピースをお持ちの方が初月から11,000円/月(税込)です。期間・回数は歯の状態により異なり、オンライン診療にもとづいて決定されます。主なリスク・副作用として、施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。効果の感じ方や必要な期間には個人差があります。
名古屋名駅矯正歯科は診察がオンラインで完結します。出向く前の段階として、保護者の方と一緒に画面の前で確認できます。オフィスホワイトニングの詳細はこちら
まとめ|数字ではなく、段階と方針と同意で決まる
高校生のホワイトニングについて出てくる年齢の数字が食い違うのは、どれかが誤っているからではありません。基準が年齢に置かれていないためです。
小児と青年について方針をまとめている団体が線を引いているのは、歯の生えかわりの段階でした。控えるよう挙げられているのは、乳歯が残っている時期の全体的な漂白です。しかもその理由は、歯を傷めるからではなく、生えかわったあとに色が揃わなくなるからでした。
一方で、若い年代を対象にした研究が少ないこと、決められた範囲を超えて使ってしまうことへの懸念、自宅で使うものは大人の管理のもとで、という点も同じ方針のなかに置かれています。慎重に扱われる理由は、危険だと分かっているからではなく、この組み合わせによるものです。
そして実際に受けられるかどうかを決めているのは、歯と歯ぐきの状態、その歯科医院の方針、保護者の同意の3つです。このうち今日から動かせるのは、3つ目だけです。
名古屋名駅矯正歯科のホワイトニング
通院の負担を抑えたい方に向けて、オンライン診療と自宅でのケアで進めるホワイトニングをご用意しています。3Dスキャンで採得した歯型からオーダーメイドのマウスピースを作成し、歯科医師の診断のもとでホワイトニング剤と知覚過敏抑制剤をお届けします。
- 診察はオンラインで完結。マウスピースをお持ちの方は来院いただく必要がありません
- 歯型に合わせたオーダーメイドのマウスピースで、薬剤を歯の隅々まで行き渡らせます
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※ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。
・治療内容:マウスピースを用いたホームホワイトニング
・標準的な費用:初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)、2ヶ月目以降11,000円/月(税込)。マウスピースをお持ちの方は初月11,000円(税込)
・主なリスク・副作用:施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります
・受けられない場合:無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります
・効果の感じ方や必要な期間には個人差があります

