画面越しに話す機会が増えました。自分の顔が常に映る環境で、歯の色が思っていたより黄ばんで見える——そんなきっかけで気になりはじめる方は少なくありません。
ホームホワイトニングは、歯科医院で作った専用のマウスピース(トレー)に薬剤を入れ、自宅で装着して歯を白くしていく方法です。1回の施術で仕上げる方法ではありません。時間をかけて白さを作り、そのあとは維持していく方式です。
歯科医院がやることと、自分がやること。この二つははっきり分かれています。そこさえ分かれば、始めたあとの生活がどう変わるのかも見当がつきます。
ホームホワイトニングとは、歯科医院で作った専用トレーを使って自宅で進める方法
ホームホワイトニングでは、歯科医院と自分とで役割が分かれています。この線引きを先に知っておくと、通院の負担がどのくらいかも見えてきます。
歯科医院が担当すること
歯科医院では、まず口の中の状態を確認します。むし歯や歯周病があると薬剤がしみやすくなったり、先に治療が必要になったりするためです。
問題がなければ、歯型をもとにその人の歯列に合わせたマウスピース(トレー)を作製します。歯の一本一本に密着する形になるため、薬剤が歯の表面に行き渡りやすくなります。
そのうえで、歯の状態に合った薬剤を処方します。開始後も、色の変化や違和感が出ていないかを確認しながら進めていきます。
来院の回数は、口の中の確認と歯型の採得で1回、できあがったトレーの受け取りと使い方の説明で1回。これが一般的な流れです※。開始後に経過を診るための来院が入る場合もありますが、日々の作業は自宅で完結します。
※通院回数は治療内容・個人の状態により異なります。
自宅で担当すること
自宅で行うのは、トレーに薬剤を入れて決められた時間装着し、外したあとに洗って保管する、という一連の流れです。
手順そのものは複雑ではありません。ただし、白さは1日で変わるものではなく、日々の積み重ねで少しずつ進みます。ここが、この方法の性格を決めている点です。
一般的に使われるのは過酸化尿素を主成分とする薬剤です。時間をかけてゆっくりと歯の内部に働きかけ、着色のもとになっている物質を分解していきます。低い濃度で長く作用させる設計のため、短時間で仕上げる方式とは進み方が異なります。
始めてから白さが安定するまでの流れ
ホームホワイトニングにかかる時間は、準備・変化・維持の3つに分かれます。全部でどのくらいかかるかは人によって違いますが、どの段階で何が起きるかは共通しています。
準備の期間
最初に口の中の状態を確認し、必要があれば治療を済ませます。そのうえで歯型を採得し、トレーが手元に届くまでに数日から1週間程度かかります。
この段階までは歯科医院での確認が中心で、まだ薬剤は使いません。逆にいえば、ここを越えれば主な作業は自宅に移ります。
開始から数週間
装着を始めてから変化を感じはじめるまでは、2週間前後が一つの目安です。ただし感じ方には個人差があり、もとの歯の色や生活習慣によって前後します。
毎日の負担として実際に効いてくるのは、装着している時間そのものです。その間は飲食や喫煙ができません。帰宅後や就寝前など、生活の中で手が空く時間帯に組み込めるかどうかが続けやすさを左右します。
目標の白さに近づくまで
満足できる白さに達するまでの期間は、数週間から数ヶ月程度と幅が出ます。この幅が生まれるのは、主に三つの理由からです。
もとの歯の色が濃いほど、変化に必要な時間は長くなります。目指す白さを高く設定すれば、そのぶん期間も延びます。そして、装着できない日が続けば進み方はゆるやかになります。
つまり期間に決められた長さはありません。出発点と目標地点、そして継続の度合いによって決まります。
そのあとの維持
白さは永続しません。飲食物による着色や加齢によって、時間の経過とともに少しずつ色は戻っていきます。
目標に届いたら終わりというより、その後どう付き合っていくかまで含めて計画を組んでおくと安心です。色が気になってきたタイミングで、また薬剤を使って調整する。この方法はそういう付き合い方ができます。
費用は「一括でいくら」ではなく、続けた期間で決まる
ホワイトニングの費用が読みにくいのは、支払いが一度で終わる形ではないからです。
ホームホワイトニングの費用は、性質の違う二つに分けて考えると整理できます。
一つは、最初にかかるものです。口の中の確認とトレーの作製がこれにあたります。トレーはその人専用に作るため、最初に一度必要になります。
もう一つは、続けているあいだかかるものです。薬剤は使えばなくなるため、継続する期間に応じて追加していきます。
この形だと、まず1ヶ月分だけ試して、続けるかどうかをそこで決め直すこともできます。先に総額を決めきってから始める必要はありません。目標の白さを高く設定すれば期間は延び、そのぶん薬剤の費用も積み重なります。
保険が使えない自由診療のため、費用は診察の結果と目指す白さによって変わります。相談の段階で「自分の目標だとどのくらいの期間が見込まれ、その場合いくらになるか」を確認しておくと、見通しが立ちます。
※名古屋名駅矯正歯科で提供しているホームホワイトニングは、自由診療(保険適用外)です。標準的な費用は、マウスピースをお持ちでない方が初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)・2ヶ月目以降11,000円/月(税込)、すでにマウスピースをお持ちの方が初月から11,000円/月(税込)です。期間・回数は歯の状態により異なり、診察にもとづいて決定されます。主なリスク・副作用として、施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。効果の感じ方や必要な期間には個人差があります。
自分の歯の状態だとどのくらいの期間が見込まれるのか、費用の総額はどのあたりに収まるのか。ここは口の中を診てみないと判断できない部分です。無料カウンセリングを予約する
オフィスホワイトニングとの違いは「時間の使い方」
歯を白くする方法には、歯科医院で施術を受けるオフィスホワイトニングもあります。どちらを選ぶか迷ったときは、生活のどこに時間を出せるかという一本の軸で考えると、判断の材料が絞れます。
歯科医院で施術を受ける方式は、来院した時間の中で処置が進みます。1回あたりの所要時間は限られていますが、複数回に分けて通うことが前提になる場合があります。予定を立てて出向く時間を確保できる方には進めやすい形です。
自宅で行う方式は、通院の回数を抑えられるかわりに、毎日の生活の中に装着する時間を組み込むことになります。まとまった外出時間は取りにくいけれど、家にいる時間は確保できる、という方に合います。
どちらかが優れているという性質のものではありません。使う薬剤の濃度と作用の仕方が異なるため、白さの現れ方や持続の傾向にも違いが出ます。なお、両方を組み合わせて進めるデュアルホワイトニングという方法もありますが、名古屋名駅矯正歯科で提供しているのはホームホワイトニングのみです。
向いている人と、受けられないケース
自分が対象に当てはまるかどうかは、早い段階で確かめておきたいところです。
進めやすい人
通院の回数を抑えたい方、自分のペースで少しずつ進めたい方には、この方法が生活に収まりやすい形です。色の変化を段階的に確かめながら進めたい方にも向いています。
薬剤では色が変わらないもの
ホワイトニングの薬剤が作用するのは天然の歯だけです。詰め物・被せ物・差し歯・インプラントといった人工物は、薬剤を使っても色が変わりません。
前歯に人工物が入っている場合、まわりの天然歯だけが白くなることで色の差が目立つことがあります。人工物がある方は、開始前にその点を歯科医師に相談しておくと、仕上がりの想定を共有できます。
効果が届きにくい歯質
もともとの歯の色によっては、変化が現れにくいことがあります。薬の影響で歯に色調の変化が生じているテトラサイクリン歯や、神経を失った歯は、通常の方法では十分な変化が得られない場合があります。歯科医師に確認しておくと、想定のずれを防げます。
受けられない・先に治療が必要な場合
無カタラーゼ症の方は薬剤を使用できません。妊娠中・授乳中の方についても、推奨されない場合があります。
未治療のむし歯や歯周病がある場合は、先にその治療が必要です。エナメル質の形成不全がある方、重度の知覚過敏がある方、そして年齢によっては、見合わせる場合があります。
※名古屋名駅矯正歯科で提供しているホームホワイトニングは、自由診療(保険適用外)です。標準的な費用は、マウスピースをお持ちでない方が初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)・2ヶ月目以降11,000円/月(税込)、すでにマウスピースをお持ちの方が初月から11,000円/月(税込)です。期間・回数は歯の状態により異なり、診察にもとづいて決定されます。効果の感じ方や必要な期間には個人差があり、歯の状態によっては十分な変化が得られない場合があります。施術中や施術後に歯がしみる、歯ぐきに一時的な刺激感が生じるといった症状が出ることがあります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。
続かなくなったときは、どう考えればいいか
毎日続けられる自信がない、という不安から踏み出せずにいる方もいます。始める前に、うまくいかなかった場合の見通しも持っておきましょう。
装着できない日があっても、それまでの変化が一度にすべて失われるわけではないと考えられています。ただし、戻り方や程度には個人差があります。
中断した状態が続けば、飲食による着色が重なって少しずつ色は戻っていきます。それでも、間が空いたあとに再開することは可能です。生活が落ち着いた時期に改めて始める、という組み立ても選べます。
続かない理由が装着時間にあるなら、そこは調整の余地があります。生活のどの時間帯なら確保できるかを歯科医師に伝えれば、その人の生活に収まる進め方を一緒に考えられます。一人で判断して中断してしまう前に、まず相談してみてください。
自分の歯が対象に当てはまるか、人工物との色の差はどう出そうか、生活の中で無理なく続けられそうか。ここは一度診てもらうことではっきりします。歯の状態を無料で相談する
ホームホワイトニングに関するよくある質問
歯がしみることはありますか?
装着中や装着後に歯がしみることがあります。多くは一時的なもので、時間の経過とともに落ち着いていきます。
症状が出たときのために知覚過敏を抑える薬剤が用意されていることもあります。しみ方が強い場合や続く場合は、装着時間を調整することもあるため、我慢せず歯科医師に伝えてください。
白さはどのくらい持ちますか?
持続の期間には個人差がありますが、色は時間とともに少しずつ戻っていきます。飲食や生活の習慣によっても変わります。
なお、薬剤を使った直後は歯が着色しやすい状態になります。色の濃い飲食物を一定時間控えるよう案内されるのはこのためです。
矯正中でもできますか?
装置の種類や治療の段階によって、進められる場合とそうでない場合があります。歯が動いている最中は歯の位置関係が変わっていくため、タイミングの見極めが必要です。
詳しくはマウスピース矯正中にホワイトニングはできる?タイミング・注意点を解説で整理しています。矯正とどちらを先に進めるか迷っている方は歯列矯正とホワイトニングはどっちが先?順序で変わる効果を解説もあわせてご覧ください。
まとめ|期間と維持まで含めて考えると、判断しやすくなる
ホームホワイトニングは、歯科医院で作ったトレーと処方された薬剤を使い、自宅で少しずつ白さを作っていく方法です。歯科医院に足を運ぶ回数は少なくて済みますが、そのぶん毎日の時間を自分で確保することになります。
費用は一括で決まる金額ではありません。目指す状態と、生活のどこに時間を出せるか。この二つが決まれば、総額もおのずと見えてきます。
そして、白さは維持していくものです。目標に届いた時点で終わりではなく、そのあとどう付き合うかまで含めて考えておく。そうすると、始めてからの判断に迷いが減ります。
自分の歯の状態と生活で無理なく進められるかどうかは、一度診てもらうことではっきりします。気になっている段階でも、まずは相談から始めてみてください。
※名古屋名駅矯正歯科で提供しているホームホワイトニングは、自由診療(保険適用外)です。標準的な費用は、マウスピースをお持ちでない方が初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)・2ヶ月目以降11,000円/月(税込)、すでにマウスピースをお持ちの方が初月から11,000円/月(税込)です。期間・回数は歯の状態により異なり、診察にもとづいて決定されます。主なリスク・副作用として、施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。効果の感じ方や必要な期間には個人差があります。
名古屋名駅矯正歯科のホワイトニング
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※ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。
・治療内容:マウスピースを用いたホームホワイトニング
・標準的な費用:初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)、2ヶ月目以降11,000円/月(税込)。マウスピースをお持ちの方は初月11,000円(税込)
・主なリスク・副作用:施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります
・受けられない場合:無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります
・効果の感じ方や必要な期間には個人差があります


