マウスピース矯正中にホワイトニングはできる?タイミング・注意点を解説

「マウスピース矯正とホワイトニングって、一緒にできるの?」

「歯並びも歯の色も、同時にキレイにできたら理想的なんだけど」

このような疑問はありませんか?

マウスピース矯正とホワイトニングは、正しい知識のもとで進めれば、同時に治療することが可能です。歯並びを整えながら、理想の白い歯も手に入れることができるため、治療期間を大幅に短縮できる可能性があります。

しかし、自己判断で進めてしまうと「色ムラができた」「歯がすごくしみる」といったトラブルにつながることも。

そこで本記事では、マウスピース矯正とホワイトニングを同時に進めるメリット・デメリットから、最適なタイミング、絶対に知っておくべき注意点まで解説します。

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目次

マウスピース矯正とホワイトニングは同時にできる!でもルールがあります

「本当にできるんだ!」と安心した方も多いかもしれませんね。ただし、誰でも、どんな方法でもOKというわけではありません。安全かつ効果的に進めるためには、いくつかの大切なルールがあります。

ルール①:必ず歯科医師に相談し、指導のもとで行う

矯正中の歯は、少しずつ動いているデリケートな状態。歯や歯ぐきの状態は日々変化するため、ホワイトニングを始めても良いか、どの方法が適切かの判断には歯科医師の判断が必要です。自己判断で市販のホワイトニング剤などを使うのは絶対にやめましょう

ルール②:矯正用マウスピースでホワイトニングは原則NG

「このマウスピースにジェルを入れれば一石二鳥じゃない?」と考えてしまうかもしれませんが、これは避けましょう。

矯正用マウスピースは歯を正確に動かすために、歯にピッタリとフィットするよう精密に作られています。一方、ホワイトニング用トレーは薬剤を保持するためのスペースが少しだけ確保されています。

矯正用マウスピースにジェルを入れると、薬剤が均一に行き渡らず色ムラの原因になったり、薬剤が溢れて歯ぐきを痛めたりする可能性があります。また、薬剤の種類によってはマウスピースが変色・劣化する恐れもあります。

だだし、ホワイトニングと並行して行えるマウスピースもあります。「ホワイトニングもしたいな」と思ったら、まずは必ず担当の歯科医師に相談しましょう。

歯科矯正とホワイトニングを同時に進める4つのメリット

面倒な手間が増えそう…と思われがちな同時進行ですが、実は賢い選択肢ともいえるメリットがたくさんあります。

メリット①:治療期間を大幅に短縮できる

最大のメリットは「時短」です。通常、矯正治療が終わってからホワイトニングを始めると、トータルで2年以上かかることも珍しくありません。

しかし、同時に進めることで、矯正期間中にホワイトニングも完了、あるいは目処が立つため、総治療期間を数ヶ月〜1年近く短縮できる可能性があります 結婚式や就職活動など、目標とするイベントがある方にとっては大きなメリットです。

メリット②:総費用を抑えられる可能性がある

別々のタイミング、特に別のクリニックで行うと、初診料や検査費用、マウスピース(トレー)の製作費用などがそれぞれにかかります。

同時に計画すれば、これらの費用が一度で済むため、別々に行う場合に比べて10~20%ほど費用を削減できることがあります

メリット③:通院の負担が減る

矯正のチェックとホワイトニングの相談・施術が一度の通院で済むため、忙しい方でもスケジュールを組みやすくなります。通う回数が減るのは、地味ながら嬉しいポイントですよね。

メリット④:理想の笑顔に効率よく近づける

歯並びが整っていく過程で歯も白くなっていくと、モチベーションが格段にアップします。鏡を見るのがどんどん楽しくなり、治療期間中の精神的な支えにもなります。歯並びと色の両方からアプローチすることで、バランスの取れた美しい口元を効率的に目指せます。

歯科矯正とホワイトニングを同時に進める3つのデメリット

良いことばかりに聞こえますが、もちろん注意すべき点もあります。事前にリスクを理解しておくことで、冷静な判断ができ、トラブルを避けられます。

デメリット①:歯の位置によって「色ムラ」ができる可能性がある

矯正中は歯が動くため、治療開始時には重なっていて薬剤が届かなかった部分が、歯が並ぶことで表に出てくることがあります。すると、その部分だけ白くなっていない「色ムラ」として目立ってしまう可能性があります。

また、歯の表面につける「アタッチメント」という突起物の周りも、薬剤が届きにくく色ムラの原因になりやすいです。 

矯正完了後に、気になる部分を追加でホワイトニング(タッチアップ)することで、均一な白い歯に仕上げることが可能です。

デメリット②:歯がしみやすくなる(知覚過敏)

矯正中は、歯が動くことで歯の神経が過敏になりがちです。そこにホワイトニング薬剤の刺激が加わることで、通常よりも歯がしみやすくなる(知覚過敏)ことがあります。

しみにくい低濃度の薬剤を使ったり、知覚過敏抑制剤(歯磨き粉など)を併用したりすることで、症状を和らげることができます。痛みが強い場合は、無理せず一時的にホワイトニングを中断しましょう。

デメリット③:治療計画の管理が少し複雑になる

矯正の進み具合とホワイトニングの効果、両方の様子を見ながら進める必要があります。例えば、「歯の動きが活発な時期はホワイトニングを一旦お休みする」など、状況に応じた計画調整が必要になることもあります。

ベストな順番は?ホワイトニングを始める5つのタイミング

歯の状態によって最適なタイミングは異なります。それぞれのタイミングで行うメリットや注意点を見ていきましょう。

タイミングメリットデメリット・注意点こんな人におすすめ
① 矯正開始前歯が動く前なので色ムラになりにくい。矯正中に着色したり、歯が動いて隠れていた部分が出てきたりする。まずは歯を白くして、矯正中のモチベーションを上げたい人。
② 矯正初期早い段階から白さを実感できる。歯の移動が活発で、痛みや違和感が出やすい時期でもある。とにかく早く白い歯とキレイな歯並びを手に入れたい人。
③ 矯正中期歯の動きが安定し、痛みも落ち着いてくる頃なので始めやすい。歯並びがまだ完全ではないため、若干の色ムラの可能性は残る。矯正生活に慣れてきて、プラスアルファのケアを始めたい人。
④ 矯正完了直後歯並びが完璧に整っているので、最も色ムラなく均一に白くできる。アタッチメントも外れている。矯正と同時に白くはならない。ムラのない仕上がりを求める人。急いでいない人。
⑤ 保定期間中後戻りを防ぐ保定装置(リテーナー)をホワイトニングトレーとして使える場合がある。コストを抑えやすい。矯正治療の直後ではないため、若干の色戻りが始まっている可能性も。矯正後の白さを維持したい人。コストを抑えたい人。

一番のおすすめは「④矯正完了直後」です。歯並びがゴールに達した状態でホワイトニングを行うことで均一な仕上がりが期待できます。

しかし、「イベントまでに間に合わせたい!」など、時間的な制約がある場合は、他のタイミングで始めるのも良い選択です。あなたのライフプランに合わせて、歯科医師とじっくり相談して決めましょう。

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どの方法を選ぶ?矯正中に適したホワイトニングの種類

ホワイトニングにはいくつか種類がありますが、矯正中に適しているのは主に以下の2つです。

① オフィスホワイトニング

歯科医院で、専門家(歯科医師・歯科衛生士)が行うホワイトニングです。 高濃度の薬剤と特殊な光を使って一気に歯を白くするため、即効性が高いのが特徴。マウスピースを外した状態で行うので、矯正装置への影響も心配ありません。

  • 向いている人:早く効果を実感したい人、自分でやるのが面倒な人。
  • 注意点:効果が高い分、一時的に知覚過敏が出やすいことがあります。

② ホームホワイトニング

歯科医院で自分専用のマウストレーを作り、自宅で低濃度のジェルを塗布して行う方法です。 時間をかけてじっくり白くしていくため、自然な白さになり、後戻りしにくいのが特徴。自分のペースで進められます。

  • 向いている人:通院回数を減らしたい人、自然な白さを目指したい人。
  • 注意点:毎日コツコツ続ける必要があります。効果を実感するまでに少し時間がかかります。

【注意】矯正中のセルフホワイトニングは避けよう

エステサロンなどで行う「セルフホワイトニング」は、使用できる薬剤の成分に制限があり、歯の表面の着色を落とす効果が主です。歯そのものの色を白くする医療ホワイトニングとは根本的に異なります。

矯正中のデリケートな口内環境では、予期せぬトラブルにつながる可能性も否定できません。安全のためにも、必ず歯科医師の管理下で行える方法を選びましょう。

まとめ

マウスピース矯正とホワイトニングの同時進行は、歯科医師の指導のもとであれば可能です。治療期間の短縮や費用の節約といった大きなメリットがある一方で、色ムラや知覚過敏などの注意点もあります。

効果的で均一な仕上がりが期待できるのは「矯正完了直後」のタイミングですが、結婚式などのイベントに合わせて、治療の途中から始めることもできます。必ず歯科医師に相談してホワイトニングを始めましょう。

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