頻度を調べると、書いてあることがページによって違います。「2週間おき」と書かれているものもあれば、「数ヶ月ごと」と書かれているものもある。「毎日」と書かれているものまであります。どれが自分の話なのか判断できないまま止まってしまう。そういうことが起きます。
数字が食い違っているのは、どれかが間違っているからではありません。「頻度」という言葉が、2つの違う意味で使われているからです。ここでは、段階と方式という2つの軸で整理し、それぞれの上限が何で決まるのかまで見ていきます。
「頻度」には2つの意味がある
まず押さえたいのが、頻度には性質の違う2つがあるということです。
一つは、目標に届くまでの頻度です。まだ目指す白さに達しておらず、そこへ向かって進めている段階の話になります。
もう一つは、届いたあとに維持する頻度です。一度目標に達し、時間が経って戻ってきた分を戻す段階の話です。
この2つは、決まり方がまったく違います。前者は変化を進めるための間隔で、上限は歯や歯ぐきへの負担によって決まります。後者は戻った分を戻すための間隔で、上限は色の戻り方によって決まります。根拠にしているものが別なので、出てくる数字も当然変わります。
自分がどちらを知りたいのかを先に決めてしまえば、探すべき情報は半分に絞れます。
方式によって、数えている対象が違う
もう一つの軸が方式です。ここでも「頻度」の意味が変わります。
歯科医院で施術を受ける方式では、頻度は「何週間おきに通うか」で数えます。1回ごとに区切りがあり、その間があく形です。
自宅で続ける方式では、「1日どのくらいの時間を、何日続けるか」で数えます。こちらは毎日行うため、間隔ではなく連続性の話になります。
つまり、「毎日」と「2週間おき」が同じページに並んでいても矛盾していません。数えている単位が違うだけです。
具体的な進み方は方式ごとにまとめてあります。歯科医院で受ける方式はオフィスホワイトニングとは?通う回数・持続期間・費用の考え方を整理、自宅で続ける方式はホームホワイトニングとは?始めてから白さが安定するまでの流れと費用の考え方をご覧ください。
目標に届くまでの頻度は、負担で上限が決まる
では、目標に向かっている段階の頻度から見ていきます。
歯科医院で施術を受ける方式では、施術と施術のあいだに間隔を置きます。詰めて受けたほうが早く仕上がりそうに思えますが、そうはなりません。詰めても進み方は速くならず、歯や歯ぐきへの負担だけが増えるからです。間隔は、この負担を避けるために設けられています。具体的にどのくらいあけるかは、先に挙げたオフィスホワイトニングの記事に書いてあります。
自宅で続ける方式は毎日行いますが、これは負担を無視しているわけではありません。使う薬剤の濃度が低く設定されており、そのぶん長い時間をかけて作用させる設計になっているためです。濃度と頻度はセットで決まっている、と考えると分かりやすくなります。
言い換えると、どちらの方式でも「どこまで詰められるか」の上限は、薬剤が歯や歯ぐきに与える負担で決まっています。方式が違えば濃度が違うので、上限としての頻度も変わります。
維持の頻度は、色の戻り方で決まる
目標に届いたあとは、根拠が変わります。ここからは負担ではなく、色がどのくらいの速さで戻るかが間隔を決めます。
白さは、ある日を境に一気に戻るわけではありません。少しずつ色が入っていきます。そのため、完全に元に戻ってから受け直すのではなく、気になってきた時点で受け直すという進め方になります。
ただ、「気になってきたら」では判断しにくいという方も多いはずです。ここは測る手がかりを持っておくと決めやすくなります。
一つは、到達した時点の色を記録しておくことです。そのときの状態が分かっていれば、今どのくらい戻っているかを比べられます。歯科医院で色の見本を使って確認している場合は、その段階を控えておくと後から使えます。
もう一つは、戻る速さが人によって違うと知っておくことです。色の濃い飲食物をよく取る方は戻りが早くなります。同じ時期に同じ施術を受けても、間隔が同じになるとは限りません。
そして、維持の頻度はそのまま費用に効いてきます。年間でどのくらいかかるかは、受け直す回数で決まるためです。この関係はホワイトニングの値段はいくら?「1回あたり」の数え方と総額の決まり方を解説で分解しました。
※名古屋名駅矯正歯科で提供しているホームホワイトニングは、自由診療(保険適用外)です。標準的な費用は、マウスピースをお持ちでない方が初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)・2ヶ月目以降11,000円/月(税込)、すでにマウスピースをお持ちの方が初月から11,000円/月(税込)です。期間・回数は歯の状態により異なり、診察にもとづいて決定されます。主なリスク・副作用として、施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。効果の感じ方や必要な期間には個人差があります。
自分の戻り方がどのくらいかは、口の中を見れば見当がつきます。まずは歯の状態を確認する
早めたくなったときの考え方
色が戻ってきたと感じると、予定より早く受け直したくなることがあります。ここで自己判断で決める前に、押さえておきたいことがあります。
まず、早めても戻る速さが変わるわけではありません。維持の段階で受け直す間隔を詰めても、そのぶん白さが長持ちするという関係にはなっていません。戻る速さを決めているのは飲食の習慣や歯の状態であって、受け直す頻度ではないためです。
もう一つ、戻り方の速さは口の中の状態によっても変わります。着色が付きやすくなっている場合、その原因を先に整えたほうが結果的に間隔が延びることがあります。早める前に、なぜ早く戻っているのかを見ておくほうが手が少なくて済みます。
早めることが問題だという話ではありません。ただ、間隔を詰める判断は、状態を見てからのほうが根拠を持てます。
自分の頻度を決める順序
ここまでを、判断できる順に並べます。
まず、どちらの頻度の話かを決めます。 目標に向かっている段階なのか、届いたあとの維持なのか。ここが決まると、ページごとに違う数字のうち、どれが自分に向けられたものかを判別できるようになります。
次に、方式を確認します。 通って受けるのか、自宅で続けるのか。数えている単位が変わります。
最後に、上限の根拠を確認します。 目標に向かう段階なら負担、維持の段階なら色の戻り方です。根拠が分かれば、その範囲で調整できます。
この3つがそろえば、「自分の場合はどのくらいか」を歯科医師と具体的に詰められます。逆に、どちらの頻度の話かが決まらないまま数字だけを集めても、判断には近づきません。
※名古屋名駅矯正歯科で提供しているホームホワイトニングは、自由診療(保険適用外)です。標準的な費用は、マウスピースをお持ちでない方が初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)・2ヶ月目以降11,000円/月(税込)、すでにマウスピースをお持ちの方が初月から11,000円/月(税込)です。期間・回数は歯の状態により異なり、診察にもとづいて決定されます。主なリスク・副作用として、施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。効果の感じ方や必要な期間には個人差があります。
次をいつにするかは、今の色の状態から決められます。次のタイミングについて相談する
ホワイトニングの頻度に関するよくある質問
早く白くしたいので毎日やってもいいですか?
方式によって答えが変わります。自宅で続ける方式は、もともと毎日行う前提で薬剤の濃度が設定されています。この場合、毎日というのは想定どおりの使い方です。
一方、歯科医院で受ける施術を毎日続けることは想定されていません。濃度が高いぶん、間隔をあけることが前提の設計になっているためです。同じ「毎日」でも、方式によって意味がまったく違います。
しばらく空いてしまいましたが、また最初からになりますか?
最初からやり直しになるわけではありません。空いていた間に色が戻っている可能性はありますが、施術を受ける前の状態にまで完全に戻っているとは限らないためです。
どのくらい戻っているかは、見れば分かります。そのうえで、次に必要な回数が決まります。
何回まで受けられるという上限はありますか?
回数そのものに決まった上限があるわけではありません。判断の基準になるのは、そのときの歯や歯ぐきの状態です。
しみる症状が出ている、歯ぐきに違和感があるといった状態であれば、回数にかかわらず間隔をあけることになります。逆に状態に問題がなければ、必要に応じて続けられます。いずれにしても、状態を見たうえでの判断になります。
まとめ|どちらの頻度の話かを先に決める
ホワイトニングの頻度は、書いてあることがページによって違います。それは、目標に届くまでの頻度と、届いたあとの維持の頻度という別物が、区別されずに並んでいるからです。
前者の上限は、歯や歯ぐきへの負担で決まります。詰めても早くはならず、負担だけが増えるためです。後者の上限は、色の戻り方で決まります。少しずつ戻る性質なので、気になった時点で受け直す形になります。
さらに方式によって、数えている単位も変わります。通って受けるなら「何週間おきか」、自宅で続けるなら「1日何時間を何日続けるか」です。
自分がどちらの段階で、どの方式なのか。この2つが決まれば、必要な数字も絞れます。
名古屋名駅矯正歯科のホワイトニング
通院の負担を抑えたい方に向けて、オンライン診療と自宅でのケアで進めるホワイトニングをご用意しています。3Dスキャンで採得した歯型からオーダーメイドのマウスピースを作成し、歯科医師の診断のもとでホワイトニング剤と知覚過敏抑制剤をお届けします。
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※ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。
・治療内容:マウスピースを用いたホームホワイトニング
・標準的な費用:初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)、2ヶ月目以降11,000円/月(税込)。マウスピースをお持ちの方は初月11,000円(税込)
・主なリスク・副作用:施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります
・受けられない場合:無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります
・効果の感じ方や必要な期間には個人差があります


