マウスピース矯正で前歯だけ治す方法|費用・期間・効果を詳しく解説

「前歯だけをマウスピースで矯正したい」と考える方は多くいます。

全体矯正よりも費用や期間を抑えられる点が魅力ですが、治療範囲が限られるため注意すべきデメリットもあります。

本記事では、前歯だけのマウスピース矯正の仕組みや適応できる症例・できない症例、メリットとデメリット、費用相場や治療期間の目安まで詳しく解説します。

さらに、失敗しないクリニック選びのポイントも紹介しますので、治療を検討している方は参考にしてください。

最短2ヶ月で矯正するなら
名古屋名駅矯正歯科へお任せください

☑︎ 一律料金で通院・診察費用が一切なし
☑︎ 月額3,500円からの分割払いも可能◎
☑︎ 噛み合わせを考慮し必要な部分だけ矯正

※自由診療。2020年1月~2023年7月Basicプランの実績値(戻り防止器具をつける保定期間を除く)。マウスピースを破損、紛失した場合などは別途料金が発生します。上下前歯の部分矯正プランを120回払いで支払う場合の分割支払い金額(初回3,519円総額420,019円)。

目次

前歯だけのマウスピース矯正とは

前歯だけのマウスピース矯正は、奥歯を大きく動かさず、前歯の歯並びを整えることに特化した治療方法です。

軽度のガタつきや隙間など、見た目を中心とした改善に用いられ、短期間かつ費用を抑えて治療できる点が特徴といえます。

ここでは、前歯だけのマウスピース矯正の治療範囲や仕組み、全体矯正との違い、実際の治療の流れについて解説していきます。

部分矯正の治療範囲と仕組み

前歯だけのマウスピース矯正は、上下それぞれ前歯6本ほどを対象とした部分矯正です。

数ミリ程度の移動に適しており、軽度の叢生(歯の重なり)やすきっ歯などを改善できます。

治療は透明なマウスピースを一定期間ごとに交換しながら行い、全体矯正のように奥歯の噛み合わせを大きく動かすことはできません。

しかし、見た目を短期間・低コストで整えられる点が特徴です。

全体矯正との違いと選び方

前歯だけのマウスピース矯正は、見た目を整えることに特化した治療であるのに対し、全体矯正は噛み合わせを含めた根本的な改善が可能です。

部分矯正は治療範囲が前歯6本程度に限られ、費用や期間を抑えられる一方で、奥歯のズレや骨格的な問題には対応できません。

一方、全体矯正は時間も費用もかかりますが、噛み合わせの改善や将来的な歯の健康維持に有効です。

そのため、「見た目だけを短期間で整えたい人」には部分矯正、「噛み合わせや将来的なリスクも含めてしっかり改善したい人」には全体矯正がおすすめといえます。

項目部分矯正全体矯正
治療範囲上下前歯6本ずつ全ての歯
治療期間3〜6ヶ月1〜3年
費用目安30万〜50万円60万〜100万円
適応症例軽度の歯並び不正複雑な歯並び・噛み合わせの改善

治療の基本的な流れ

前歯だけのマウスピース矯正は、カウンセリングから保定まで大きく4つのステップで進みます。

  • 初回カウンセリング:歯並びの状態確認と治療方針の決定
  • 精密検査:3Dスキャンやレントゲンによる詳細な診断
  • 治療計画作成:シミュレーション画像による治療後の予測確認
  • マウスピース製作:個人の歯型に合わせたカスタムメイド作成
  • 治療開始:マウスピースの装着方法と管理方法の説明
  • 定期チェック:治療進行の確認と次段階のマウスピース受け取り
  • 治療完了:保定期間への移行とリテーナーの装着開始

部分矯正の場合は治療範囲が限られるため、平均3〜6ヶ月と短期間で完了するケースが多いのが特徴です。

前歯だけでのマウスピース矯正で治せるケース・治せないケース

適応の有無は歯並びの状態や噛み合わせの問題によって大きく変わるため、自分がどちらに当てはまるのかを正しく見極めることが重要です。

ここでは、前歯だけのマウスピース矯正が適応できる症例と、全体矯正が必要になる症例について解説します。

前歯だけのマウスピース矯正で治せるケース

前歯だけのマウスピース矯正は、軽度の歯並びの乱れであれば十分に対応できます。特に以下のようなケースが代表的です。

  • 前歯が少し重なっている「軽度の叢生」
  • 前歯の間に小さな隙間がある「すきっ歯」
  • 前歯がわずかに前に出ている「軽度の出っ歯」

これらは歯の移動距離が短く、奥歯を動かさずに見た目を整えられるため、部分矯正での改善が期待できます。

さらに、平均して3〜6か月程度の治療期間で済むことが多く、費用も全体矯正に比べて抑えられるのが魅力です。

全体矯正が必要になるケース

前歯だけのマウスピース矯正では限界があるため、噛み合わせや骨格に問題がある場合は全体矯正が必要になります。

具体的には、奥歯の噛み合わせに大きなズレがあるケースや、出っ歯・受け口といった骨格的な不正咬合があるケースです。

また、歯の重なりが強く抜歯を伴う矯正が必要な場合も、部分矯正では対応できません。

全体矯正は治療期間や費用の負担が大きくなりますが、噛み合わせと見た目の両方を根本から改善することが可能です。

自分の歯並びが部分矯正に向いているかの見極め方

前歯だけのマウスピース矯正が適しているかどうかは、歯並びのズレの程度と噛み合わせの状態で判断されます。

例えば、前歯の重なりが2〜3mm程度の軽度な叢生や、小さな隙間がある程度であれば、部分矯正で十分に整えられるケースが多いです。

一方、奥歯の噛み合わせにズレがある、または上下の骨格的な不調和が見られる場合は、部分矯正では効果が限定的となり、全体矯正が必要になります。

自己判断が難しいため、専門の歯科医師による精密検査を受けることが最も確実な見極め方法です。

前歯だけのマウスピース矯正のメリット

前歯に限定したマウスピース矯正には、全体矯正と比べて費用や治療期間を抑えられるといった利点があります。

ここでは、前歯だけの部分矯正を選ぶことで得られる主なメリットについて整理して解説します。

メリット(1)費用を抑えられる

前歯だけを対象とする部分矯正は、動かす歯の本数が少ない分、全体矯正に比べて費用を大幅に抑えられます。

一般的な相場は30万〜50万円程度で、全体矯正の半分以下に収まるケースが多いです。

「見た目を整えたいが、費用はできるだけ抑えたい」という方にとって、前歯だけのマウスピース矯正は現実的な選択肢といえます。

メリット(2)治療期間が短い

前歯のみを対象とするマウスピース矯正は、歯の移動量が比較的少ないため、治療期間も短く済みます。

全体矯正では1〜3年かかることが一般的ですが、部分矯正なら3〜6ヶ月程度で終了するケースが多いです。

「できるだけ早く見た目を整えたい」「結婚式や就職活動などの予定に合わせたい」といったニーズにも応えやすいのが魅力といえます。

メリット(3)見た目への影響が少ない

マウスピース矯正は透明な素材で作られているため、装着していても周囲から気づかれにくいのが特徴です。

さらに、食事や歯磨きの際には取り外せるため、生活スタイルへの影響も最小限に抑えられます。

人前に立つ機会が多い方や、仕事柄見た目に気を遣う方にとって、目立たずに治療を進められる点は大きなメリットといえるでしょう。

前歯だけマウスピース矯正のデメリット

前歯に限定したマウスピース矯正は、費用や期間の面で魅力的な反面、注意すべきデメリットも存在します。

ここでは、前歯だけの矯正を選ぶ際に知っておくべき代表的なデメリットを解説します。

デメリット(1)仕上がりに限界がある点

前歯だけのマウスピース矯正は、見た目を整えることに特化した治療方法です。

そのため、歯並び全体を大きく改善したり、咬み合わせを根本的に治したりすることはできません。

特に横顔のEラインを整えたい場合や、奥歯を含めたバランスを求める場合には、部分矯正では不十分となるケースがあります。

デメリット(2)後戻りしやすい

前歯だけのマウスピース矯正は、治療後に歯が元の位置へ戻ろうとする「後戻り」が起こりやすいのが特徴です。

特に前歯は力の影響を受けやすいため、せっかく整った歯並びも数ヶ月で崩れてしまう可能性があります。

そのため、治療が終わった後も「リテーナー」と呼ばれる保定装置を毎日装着して安定させることが必要です。

また、保定装置が別料金になるクリニックもあるため、費用に含まれているか事前確認しましょう。

Oh my teethでは、矯正治療の費用に保定治療の費用も含まれているので、追加費用が発生する心配がありません。

\Oh my teethなら追加費用なし!/

デメリット(3)想定より治療期間が延びることがある

前歯だけを対象とするマウスピース矯正は、通常3〜6ヶ月程度で終わるケースが多いとされています。

しかし、歯の動きには個人差があるため、計画通りに進まないことも少なくありません。

マウスピースの装着時間を守れなかったり、歯の移動スピードが予想より遅かったりすると、治療期間が大幅に延びる可能性があります。

「短期間で終わるから」と前歯矯正を選んだのに、結局それ以上かかってしまうケースもあるため、治療を始める前に余裕をもったスケジュールを想定しておくことが重要です。

デメリット(4)噛み合わせや機能面の改善はできない

前歯だけのマウスピース矯正は、あくまで見た目を整えることを目的とした治療です。

そのため、奥歯のかみ合わせや顎のバランスといった「機能面の改善」までは対応できません。

例えば、噛み合わせのずれによって肩こりや頭痛が起きている場合や、顎の歪みが原因で全体的に歯列が崩れている場合は、部分矯正では根本的な解決が難しいのです。

このような症例では全体矯正が必要になるため、「前歯だけで完結できる」と誤解して治療を始めると後悔する可能性があります。

費用相場と治療期間の目安

前歯だけのマウスピース矯正は、全体矯正と比べて費用や期間の負担が少ないのが特徴ですが、治療範囲や歯の状態によって必要な費用や時間は変わるため、あらかじめ目安を知っておくことが大切です。

ここでは、一般的な費用相場や治療期間の目安について解説します。

前歯の部分矯正の費用内訳と相場

前歯だけを対象としたマウスピース矯正は、総額でおよそ20万〜45万円が目安です。

ただし、実際の費用は診断方法やマウスピースの種類、通院スタイルなどによって変動します。以下の表に主な内訳をまとめました。

項目相場費用が変動する要因
診断料0〜5千円レントゲン・口腔内スキャンの有無
マウスピース作成料20万〜35万円歯科技工所・ブランドの違い
調整・通院料0〜3万円オンライン対応の可否
保定装置1万〜5万円固定式か着脱式か
総額20万〜45万円治療範囲・再作製の有無

診断料や調整料が無料のクリニックもあれば、保定装置が別途必要な場合もあります。

Oh my teethのBasicプランは総額33万円(税込)です。リテーナー費用まで含まれ、追加費用が発生しない点が特徴です。

\Basicプランは総額33万円!/

治療期間に影響する個人差の要因

前歯だけのマウスピース矯正は、一般的に3〜6ヶ月で完了するケースが多いですが、実際の治療期間は患者ごとの歯並びや生活習慣によって大きく変わります。

例えば、歯の移動量が大きい場合や、装着時間(1日20時間以上)が守れない場合には、計画よりも長引くことも。

また、歯の動きやすさには個人差があり、骨格や歯根の状態によっても進行スピードが異なります。

追加費用がかかるケースと対策

前歯だけのマウスピース矯正は、基本的には総額が提示されることが多いですが、状況によっては追加費用が発生するケースもあります。

例えば、マウスピースの破損や紛失による再製作、計画通りに歯が動かず追加の装置が必要になった場合などです。

また、治療終了後の保定装置を別料金とするクリニックも少なくありません。

こうしたリスクに備えるためには、契約前に「追加費用が発生する条件」と「再製作費用の有無」を確認しておくことが大切です。

失敗しない前歯だけのマウスピース矯正ができるクリニック選び

前歯だけのマウスピース矯正は、適応症例を正しく見極め、治療を継続的にサポートしてくれるクリニックを選ぶことが成功のカギとなります。

ここでは、クリニック選びで特に重視すべきチェックポイントを解説します。

カウンセリングで確認すべきポイント

前歯だけのマウスピース矯正を成功させるには、最初のカウンセリングでどれだけ具体的な情報を得られるかが大切です。

単に「部分矯正ができます」と説明されるだけでは不十分で、治療後の見通しや費用、治療中のリスクまで明確にしてもらう必要があります。

特に以下の点は必ず確認しておきましょう。

  • 治療前後のシミュレーション画像を提示してもらう
  • 総額費用と支払方法(分割手数料含む)を確認する
  • 後戻り時の再治療ポリシーを聞く
  • 通院頻度と1回あたりの所要時間を把握する
  • 保定期間と費用の取り扱いをチェックする

これらを丁寧に説明してくれるかどうかは、クリニックの誠実さを判断する材料になります。十分な情報を得てから治療に臨めば、後悔のリスクを大幅に減らせるでしょう。

信頼できる歯科医師の見極め方

前歯だけのマウスピース矯正は、治療範囲が限られる分「適応を正しく判断できる歯科医師かどうか」が極めて重要です。

経験の少ない医師に任せてしまうと、本来は全体矯正が必要な症例を部分矯正で対応してしまい、仕上がりに不満が残るケースもあります。

信頼できる歯科医師を見極めるポイントとしては、以下のような点が挙げられます。

  • 部分矯正だけでなく全体矯正も含めた選択肢を提示してくれる
  • 症例写真や実績を公開しており、治療前後の違いを確認できる
  • 難しい症例では無理に契約せず、専門医への紹介も検討してくれる

このように、患者にとって最適な方法を優先して提案できる歯科医師なら、安心して治療を任せられるでしょう。

契約前に避けるべき注意点

前歯だけのマウスピース矯正は費用も期間も比較的手軽に見えるため、勢いで契約してしまう人も少なくありません。

しかし、事前確認を怠ると「思ったより費用がかかった」「想定した仕上がりにならなかった」と後悔につながるケースがあります。

契約前に避けるべき代表的な注意点は以下の通りです。

  • 総額が不明確なまま契約する:調整料や保定費用が別途かかる場合もあるため要注意。
  • 適応外の可能性を説明されないまま契約する:部分矯正で無理に治療を進めると、噛み合わせの悪化につながる恐れがある。
  • 保証制度の有無を確認しない:途中で治療方法を変更する場合や再治療が必要な場合、追加費用が発生しやすい。

これらのポイントをしっかりと確認しておくことで、不必要なトラブルを避け、納得のいく治療に近づけます。

まとめ

前歯だけのマウスピース矯正は、費用や期間を抑えながら見た目を改善できる点が魅力的な治療法です。

ただし、噛み合わせの改善や全体的な歯並び調整には対応できないため、仕上がりには限界があることも理解しておく必要があります。

  • 部分矯正は30〜50万円・3〜6ヶ月が目安
  • 適応できるのは軽度の歯並び不正に限られる
  • 後戻り防止のため、治療後もリテーナー装着が必須
  • 適応外の場合は全体矯正への切り替えが必要になることもある

こうしたメリットとデメリットを踏まえ、自分に合うかどうかを判断するには、まず無料カウンセリングで専門家の診断を受けることが大切です。

Oh my teeth なら原則通院不要で、オンライン相談から治療の進行までサポート可能です。

また、矯正にかかる費用は「トータルフィー制度」なので、追加費用が発生する心配がありません。

気になる方は、まず無料カウンセリングで自分の歯並びが前歯だけの矯正に適しているか確認してみてください。

\Oh my teethなら原則通院不要!/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次